長い触角と剛腕？
クロスジヒゲナガカメムシ （ヒゲナガカメムシ科）
Pachygrontha similis

(2023.5.27：富江町）　　　　　　

◆分布：本州〜九州、沖縄島　
◆大きさ：体長７．５ミリ　◆成虫の出現期：４〜１１月

本州から九州および沖縄の一部でみられる、ヒゲナガカメムシ科の一種。
小柄で、やや細長い体形、ヒゲナガの名の通り触角が長いです。


(2023.5.27：富江町）　　

また、前脚の一部がとても太く、剛腕？に見えます。


(2023.5.27：富江町）　　

島内で出会ったのはこの時が初めてで、ススキの葉の上にいました。
イネ科やカヤツリグサ科の花穂を好み、その汁を吸います。


(2023.5.27：富江町）

体長１センチもない小さなカメムシで、地味な色彩でもあり、存在に
気付かないことも多いかと思います。
私も今までずっと見逃してきたに違いありません。
(2023.11.7）

参考資料　
「カメムシ博士入門」 安永智秀/前原諭/石川忠/高井幹夫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全国農村教育協会　2018
「虫なび（HP）」　2023.11.7確認

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