クス科の植物に付く
クスグンバイ （グンバイムシ科）
Stephanitis fasciicarina

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2019.5.29：岐宿町・二本楠）　　　　　　

★分布：本州〜九州、沖縄島　　★大きさ：３．２〜３．６ミリ

カメムシ類に近いグンバイムシの仲間。軍配のような姿をしているので
その名があります。このクスグンバイは本州から九州および五島列島を
含む周辺離島、沖縄島などに分布し、クス科の植物に付いてその汁を
吸います。

撮影時は道路脇のツワブキの葉の上にいました。おそらく、クスノキや
タブノキなどクス科の木々の葉の裏側を探せば見つかるのだろうと思い
ます。



大きさ３〜４ミリほどなので、ゴミのようにしか見えません。あまり積極的に
動くようすは見られませんでした。



羽は半透明で、脈の造形もおもしろいのですが…小さいので、写真を撮
って拡大しないとよくわかりません。スマホでは厳しいでしょう。
(2019.6.15）

※参考資料　「昆虫観察図鑑」 築地琢郎　誠文堂新光社

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