メスは黄褐色
キバネホソコメツキ （コメツキムシ科）
Dolerosomus gracilis

(2023.4.20：旧福江市）

◆分布：北海道〜九州　　◆大きさ：全長7〜８ミリ　◆成虫の出現期：４〜７月

日本の広い範囲に生息する小型のコメツキムシ。
様々な花に集まります。
この個体は林内で出会ったオスです。細身の体形で、オスは体の前半
（頭部と前胸背板）が黒褐色、上ばねが茶褐色をしていますが、メスは
全体が黄褐色をしています。


(2023.4.20：旧福江市）

特に珍しい種類ではないと思われますが、島内ではそれほど多く見かけて
いません。小さいので、見逃しているだけかもしれませんが。
(2023.8.6）

参考資料　
「くらべてわかる甲虫 1062種」 町田龍一郎・阿部浩志ほか　 山と渓谷社 2019
「山渓 フィールドブックス�L 甲虫」
　　　　黒沢良彦・渡辺泰明・栗林慧　　山と渓谷社 1996
「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方（増補改訂 第２版）」
　　　　福田晴夫ほか.　南方新社, 2020.

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