ギシギシの上で目にする
コガタルリハムシ （ハムシ科）
Gastrophysa atrocyanea

(2022.5.10：玉之浦町）

◆分布：北海道〜九州（沖縄の一部にも生息するとする図鑑もあり）
◆体長：５．２〜６．１ミリ　◆成虫の出現期：３〜７月

日本の広い範囲でみられるハムシ。
鈍い光沢のある紺色、ややずんぐりした体形をしていて、ギシギシや
スイバの上で見られます。


(2022.5.10：玉之浦町）

この日はギシギシの葉の上にで多くの個体が見られました。
葉には、コガタルリハムシにかじられて空いた穴がいくつも。


(2022.5.10：玉之浦町）

イタドリの上で見られることもあるようです。


(2022.5.10：玉之浦町）

幼虫もギシギシやスイバなどの葉を食べ、やがて地中に潜って
さなぎになるのだそうです。
(2021.12.9）

参考資料　
「ハムシハンドブック」　尾園 暁　文一総合出版 2014
「くらべてわかる甲虫 1062種」 町田龍一郎・阿部浩志ほか　 山と渓谷社 2019
「学研の図鑑LIVE 昆虫 新版」丸山 宗利(総監修）学研プラス 2022

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