シロテンハナムグリによく似る
シラホシハナムグリ （コガネムシ科）
Protaetia (Liocola) brevitarsis brevitarsis
(Lewis, 1879)

(2017.11.6：玉之浦町）

◆分布：本州〜九州　　◆大きさ：２０〜２５ミリ　　◆成虫の出現期：４〜１１月

本州から九州にかけて見られるハナムグリ。
カナブンより少し小さく、背面には白い斑紋があります。福江島では
カシ類などの樹液や、熟した果実にやってきます。


(2017.11.6：玉之浦町）

別種のシロテンハナムグリとは外見も名前もよく似ていますが、シロ
テンの記事でも触れたように、鼻先（本当は鼻先ではありませんが、
例えということで）の形が異なります。


(2017.11.6：玉之浦町）

シラホシでは矢印で示した部分が直線状で平らですが、シロテンでは
先が２山に分かれ、上に反り返ります。


(2017.11.6：玉之浦町）

写真の個体は伐採された木の幹の上にいました。
(2018.11.30）

参考資料
「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方」 福田晴夫ほか　南方新社 2009
「フィールド図鑑　昆虫」 矢島稔/佐藤有恒　東海大学出版会 1984
「講談社の動く図鑑 move 昆虫」 講談社 2011

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