全身に光沢あり
ツマグロアカバハネカクシ （ハネカクシ科）
Hesperus tiro

(2018.4.4：旧福江市）

◆分布：北海道〜九州　　◆体長：１１ミリ　　◆成虫の出現期：４〜１０月

北海道から九州で見られるハネカクシの仲間。
海に行ったあと、洗ったウエットスーツを干しているとその上にとまって
いました。大きさは10ミリ前後、赤と黒で染め分けられたような色合いが
特徴的で、ツマグロの名は腹部先端が黒いことから来ているのでしょう。
全体に光沢があって、テカテカしています。


(2018.4.4：旧福江市）

撮影の準備をしていなかったので、とりあえずポケットに入っている
コンパクトデジカメで撮影しました。３枚ほど撮って、一眼のカメラを持って
こようとしたところ、さっと飛び立っていってしまいました。
(2018.5.8）

参考資料　
「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方（増補改訂版）
　　　　福田晴夫ほか　南方新社　2009
「山渓 フィールドブックス�L 甲虫」
　　　　黒沢良彦・渡辺泰明・栗林慧　　山と渓谷社 1996

※一覧へ戻る