ずんぐり黒地にオレンジ斑紋
ヤマトデオキノコムシ （ハネカクシ科）
Scaphidium japonum

(2023.4.20：旧福江市）

◆分布：北海道〜九州　　◆体長：５〜７ミリ　◆成虫の出現期：４〜10月

北海道〜九州にかけて分布する、ハネカクシの仲間（以前はデオキノコ
ムシ科でした）。デオキノコムシ類の中ではもっとも普通にみられる
種類だそうで、光沢のある黒地の体に、オレンジ色の４つの斑紋が
あります。


(2023.4.20：旧福江市）

山地に生息し、枯れ木などに生えたキノコ類に集まるといいます。
私は今回が初めての遭遇で、林の中を歩いていたところ、飛んできて
足元近くに落ちていた枯れ枝にとまりました。
何枚か撮影しましたが、そのあとササっと素早く枯れ枝の裏側に身を
隠してしまいました。私の殺気を感じたのでしょうか…。
五島列島では、以前から記録があります。
(2023.5.2）

参考資料　
「学研の図鑑LIVE 昆虫 新版」丸山 宗利(総監修）学研プラス 2022
「昆虫観察図鑑」　築地琢郎　誠文堂新光社 2011

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