その眼は虹色だった
アオメアブ（ムシヒキアブ科）
Cophinopoda chinensis

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2008.8.3：外濠公園）

★分布：日本全国　　　★大きさ：２～３センチ　　★出現期：夏　　　　

細長い体型のアブの仲間で、草の茎などによくとまっています。
この時は電柱から延びたワイヤーにいました。
しかし、なんといってもその眼の輝きの美しいこと。

肉食性のアブで、ハエなどの小さな昆虫から自分より大きなトンボや、
コガネムシなどを襲います。強い足で相手を捕らえ、口先で突き刺して
体液を吸います。
同じ仲間のシオヤアブという種類ともども、獲物をとらえている姿は
比較的よく目にすることができます。
数センチの距離まで近づいても逃げませんので、見つけたらぜひ
美しい眼を撮影してみてはいかがでしょうか。
(09.4.13)