もっとも普通のヒラタアブ
ホソヒラタアブ （ハナアブ科）
Episyrphus balteatus

(2023.4.2：旧福江市）

◆分布：日本全土（北海道〜九州とする図鑑もあり）
◆大きさ：体長８〜１３ミリ　　◆成虫の出現期：４〜１１月

日本全土に生息するハナアブ科の一種。
ヒラタアブ類では日本各地でもっとも普通に見られる種類です。
1センチ前後と小柄ですが、赤い複眼とオレンジ色の腹部、腹部に
並んだ幅の異なる黒帯が目立ちます。


(2023.4.2：旧福江市）

花に集まり、花粉を食べます。
葉の上にとまって静止している姿もよく見かけます。
草の上で見られる幼虫は肉食で、アブラムシを捕らえて食べます。
(2023.8.7)

参考資料
「昆虫好きの生態観察図鑑�U」鈴木欣司・鈴木悦子　緑書房　2012
「増補改訂 第２版 昆虫の図鑑 採集と標本の作り方」福田晴夫ほか　南方新社　2020
「学研の図鑑LIVE 昆虫 新版」丸山 宗利(総監修）学研プラス 2022

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