オレンジ目立つ大型シャクガ
キマダラツバメエダシャク （シャクガ科）
Thinopteryx crocoptera striolata

(2022.8.13：旧福江市）

◆分布：北海道〜南西諸島　◆大きさ：前翅の長さ：２８〜３４ミリ　
◆成虫の出現期：５〜６月、８〜１０月　　
◆幼虫の食草：ブドウ、ノブドウ

日本全国に広く分布するシャクガ科の一種。
羽を広げると６５ミリにもなる大型種であること、そしてオレンジ系の色が
目立つ姿から、一度みると強い印象が残ることでしょう。


(2022.8.13：旧福江市）

林内や林のへりで時々出会いますが、シダなどの葉の裏側にとまっている
ことが多いように思います。


（2023.7.22)

幼虫はブドウやノブドウの葉を食べます。
見つけると毎度撮影を試みますが、葉の裏側にいると、なかなか撮りにくいです。
しかしこの通りきれいなガなので、挑戦する価値は十分にあります。

参考資料　
「増補改訂 第２版 昆虫の図鑑 採集と標本の作り方」　福田晴夫ほか　南方新社　2020
「蛾の生態標本図鑑」今井初太郎　メイツ出版 2020

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