長い…のはオスだけ
ニッポンヒゲナガハナバチ （コハナバチ科）
Tetralonia nipponensis

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2011.4.27：玉之浦町・頓泊）

★分布：北海道〜屋久島　　　★大きさ：１２〜１４ミリ　　　★出現期：４〜５月　　　　

春、レンゲやアザミでよく見られるハチです。一見するとミツバチに似ていますが、
触角がとても長いのが特徴です。ただし、これはオスだけで、メスはここまで
長くありません。なんだかほのぼのした姿で、個人的には結構好きです。



４〜５月の福江では非常によく見られました。現状では、ミツバチよりも
見る機会が多いのではないかと思うぐらいです。一つの花に２，３匹で訪れている
こともしばしばです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2011.4.20：玉之浦町・大瀬崎）

手元の図鑑にはあまり詳しいことは出ていないのですが、ちょっとネットで調べたところ、
基本的に単独で生活し、地中に穴を掘って巣をつくるそうです。
(2011.7.8記)

※参考　「増補改訂版　昆虫の図鑑　採集と標本の作り方」　南方新社

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