中央に波型の帯
オオトビモンアツバ （ヤガ科）
Hypena occata

(2023.11.5：旧福江市）

◆分布：北海道〜九州、奄美大島　◆大きさ：前翅の長さ14ミリ　
◆成虫の出現期：7〜10月（3月にも出現とする図鑑もあり）
◆幼虫の食草：カラムシ

日本の広い範囲に分布する、ヤガ科アツバ亜科の一種。
細身の三角形的なとまり姿で、閉じた翅の中央付近に黒褐色の波型の帯が
あります。帯の後端は明るい褐色で縁取られます。
この個体は山地の土手にとまっていました。
幼虫はカラムシを食草としています。
（2024.10.29)

参考資料　
「くらべてわかる蛾 1704種」　横田光邦/諸岡範澄/筒井学/阿部浩志　山と渓谷社 2023
「増補改訂 第２版 昆虫の図鑑 採集と標本の作り方」　福田晴夫ほか　南方新社　2020

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