アシナガバチにも似ている
スネブトクシヒゲガガンボ　 （ガガンボ科）
Ctenophora nohirae

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2019.8.16：七ツ岳）

★分布：北海道、本州、九州　　★大きさ：全長１６〜１９ミリ　　
　　　
北海道、本州、九州で見られるカラフルな色合いのガガンボ。目立つと
ともに、うっかりするとアシナガバチ類にも見えてしまう外観です。
成虫は６〜８月頃に見られます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2019.7.24：富江町繁敷）

私はこれを撮影した時、ベッコウガガンボという別種かと勘違いしていま
した。家に帰って写真を整理していた時に、違う種類であると気付いたの
です。両者は遠目には色彩が似ていますが、こちらのほうがかなり複雑な
模様をしています。



名前からは、スネが太くて（スネブト）触角が櫛状（クシヒゲ）なのだろうと
想像できますが、これはオスの特徴だといいます。撮影した個体はどち
らも微妙で、オスかメスか自信を持って判断できません…。



アシナガバチに似ていますが、動きは全く異なります。
草木の葉の上で目にすることが多いですが、そこそこ敏感な感じがします。
不用意に近づくと飛んでしまいます…ので、アップは撮れずじまいでした。。
(2019.9.23)

※参考資料　「昆虫観察図鑑」　築地琢郎　誠文堂新光社
　　　　　　　　「虫なび（HP）」 2019.9.22確認

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