橙色の紋がきれい
ウスキツバメエダシャク　 （シャクガ科）
Ourapteryx nivea

(2020.5.16：玉之浦町）

◆分布：日本全土　　◆羽を広げた大きさ：♂３６〜４８ミリ/♀４６〜５９ミリ　　
◆成虫の出現期：４〜１１月　　◆幼虫の食草：クヌギ、コナラ、エノキ、マツ類など　　

日本全土で見られるシャクガの一種。かなり大きいガで、
メスは羽を広げると6センチほどにもなります。
白っぽい羽に薄い褐色の帯があり、ツバメの尾羽のように
突き出した付近にはオレンジ色の紋や縁取りがあって、
ひそかにきれいです。



夜間の灯火に来たものを撮影しましたが、日中も活動します。



幼虫はクヌギ、エノキ、マツ類といった幅広い種類の
木の葉を食べます。
(2020.12.31)

参考資料　
「蛾の生態標本図鑑」今井初太郎　メイツ出版 2020
「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方（増補改訂 第２版）
　　　　福田晴夫ほか　南方新社　2020
「虫ナビ（ＨP）」　2020.12.31確認

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