南の海では大群をつくる
ギンガメアジ銀河目鯵（アジ科）
Caranx sexfasciatus

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(06.10.15：中通島　道土井湾・水深７ｍ）

体の高さがあるアジの仲間で、大きいものは９０センチにもなるといいます
。沖縄などでは50センチを越える成魚が見られますが、五島ではおもに夏
から秋にかけて若魚が姿を現します。写真の個体は大きさ20センチほど
のもので、川が流れ込む湾の岸近くにいました。成魚は南のサンゴ礁海域
でしばしば渦巻く大群をつくり、ダイバーの人気を集めています。若魚は、
時々他の大きな魚にくっついて回る行動をとるようです
（「クロダイ」の項を参照　06.11.9記）。