漁港の防波堤でも出会える
ハタタテダイ　旗立鯛（チョウチョウウオ科）
Heniochus acuminatus

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2007.1.25:若松島・滝ヶ原・水深８ｍ）

★分布：下北半島～長崎県～ポリネシア、東アフリカ～マーシャル諸島・マリアナ諸島　　
★大きさ：20センチ

背びれの一部が白い旗竿のように伸びるのが特徴です。ツノダシという
魚によく似ていますが、ツノダシはチョウチョウウオの仲間ではありませ
ん。

夏から秋にかけてよく見られ、波静かな漁港などでもしばしば目にします。
福江では荒川の温泉前や岐宿町の浜田海水浴場などで見つけました。
エサを探しながら岸壁近くを泳いでいます。幼魚の頃は、他の魚の体を
掃除するようにつついていることもあります。

　　　　　　　　　　　　(2007.1.26:中通島・道土井湾・水深８ｍ）

やや内湾を好むようで、潮通しのよい外海のポイントではまず見られません。
(2007.8.13記）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　