(07.7.27：中通島南部：水深12ｍ）
成長に連れて色彩が変わる
コロダイ 胡盧鯛 （イサキ科）
Diagramma pictum
(07.7.27：中通島南部：水深12ｍ）
★分布：南日本～琉球列島、東・南シナ海、西太平洋、インド洋
★大きさ ：６０センチ以上
名前の通りタイのようですが、イサキの仲間に分類されています。
五島でダイビングするとよく出会う魚で、海底に近い岩陰などにのんびりと
浮いています。ダイバーもそれほど気にしません。
大きくなる魚なので、見応えがあります。私は食べたことはありませんが、
上五島で聞いた話ではうまいといいます。
(07.1.25：若松島・滝ヶ原：水深15ｍ）
コロダイは成長に連れて体色が大きく変わることで知られています。
おとなでは上の写真のように細かい黄色の斑紋がありますが、
20㎝ぐらいの若魚になると、下の写真のような姿です。
(07.7.28：中通島・ピカチュウの根）
(07.8.1：若松島沖：水深12ｍ）
おとなは単独でいることも多いですが、このぐらいの大きさの時は、しば
しば数匹の集団をつくっています。若魚のほうがよく泳ぎます。
さらに４，５センチの幼魚の頃は黄色と黒の縞が非常に美しい、派手な色
をしているのですが、まだ五島では写真を撮っていません。
ぜひそのうちに…。
（07.10.1記）