茎には毛が目立つ
ケキツネノボタン　毛狐の牡丹　（キンポウゲ科）
Ranunculus cantoniensis

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2011.5.5：旧福江市・吉久木）

★分布：本州〜沖縄　　　★花の時期：３〜６月　　　★花の直径：１・５センチほど

よく似たキツネノボタンと同じく、湿り気のある場所を好みます。
撮影した場所は田んぼの畔です。
黄色い花びらは光沢があり、光をよく反射します。よく晴れた日にそのまま撮ると、
下の写真のように光量オーバーで白っぽくなり、失敗してしまうことがあります。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
一見そっくりの「キツネノボタン」との見分け方は、茎を見ることです。
こちらでは下の写真のように、毛が多くて目立ちます。名前の通りですね。



キツネノボタンとケキツネノボタン、私が調べた限りではどちらも福江で見られ、
ほぼ同じ時期に似たような場所にあります。そのへんに普通に生えていますから、
比べてみるのもよいのではないでしょうか。
(2011.6.9記）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

※参考文献　「山渓 ポケット図鑑１　春の花」 山と渓谷社
　　　　　　　　「春の野草」 山と渓谷社

※一覧に戻る