海岸で大群生
コバンソウ　小判草（イネ科）
Ｂriza maxima

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2006.6.2：岐宿町・魚津ヶ崎海岸）

★分布：ヨーロッパ原産の外来種　　★花の時期：５～７月

上の写真は、岐宿町の魚津ヶ崎（ぎょうがさき）海岸に広がる一面のコバンソウです。
この海岸にある草原では、季節によっていろいろな花が見られて楽しいのですが、
５～６月の時期にはこういう光景が広がります。ほとんどコバンソウという状態で、
一度行くと驚くでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　
コバンソウはヨーロッパ原産の外来種で、上のような穂が小判に似ているので
この名がつきました。ドライフラワーなどに利用することができるそうです。
風が吹くと、ちょうちんの垂れ下がった穂が一斉に揺れます。

魚津ヶ崎海岸にはちょっと多すぎる感じがしないでもありません。
岐宿町ではよく見かけるほか、旧福江市の六方（むかた）などでも
道端でチラホラと見かけました。
(2007.7.15記）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　