(08.5.7：鐙瀬海岸そば）
春の野原を覆う外来種
コメツブツメクサ 米粒詰草（マメ科）
Trifolium dubium
(08.5.7：鐙瀬海岸そば）
★分布：ヨーロッパ〜西アジア原産の帰化植物 ★花の時期：５〜７月 ★花の大きさ：３ミリほど
日本各地で野生化している帰化植物で、福江でも日当たりのよい空き地で
よく見かけます。しばしば、じゅうたんのように群生して地表を覆っています。
私のような素人ですと、上の写真のものが一つの花かと思うのですが、
実はそれは３ミリあまりの小さな花が５〜２０個ほど集まってできているのだそうです。
それでも、直径は７ミリほどにしかなりません。拡大すると黄色できれいですが、
肉眼で見ると決して目立つ花というわけではありません。
いろいろ調べていくと、五島列島には相当な外来種が入り込んでいることがわかって
きました。そのほとんどは人間活動に伴って入ってきたものですが、
そればかり突出して増えることがなければよいですね。
(08.5.16記）