やはり外来種だった
マツバウンラン 松葉海蘭(ゴマノハグサ科)
Linaria canadensis



                                (08.5.7:鐙瀬海岸そば)                      


★分布:北米原産の外来種   ★花の時期:4〜6月 

福江の自然について紹介している鐙瀬(あぶんぜ)ビジターセンター。福
江に帰ったときはよく立ち寄るこの施設の脇の野原で見つけたこの植物。
高さは30センチほど、細長い茎の先に変わった形の小さな花をつけてい
ました。初めて見たので、名前も何もわからないまま撮影しました。



図鑑で調べた結果、外来植物であることがわかりました。今のところ福江で
は鐙瀬付近でしか見つけていませんが、西日本を中心に分布を広げている
ようです。なかなか花はきれいですけどね。
最近は、ちょっと見慣れない動植物を見ると、「外来種か?」と思うようになっ
てしまいました。実は、これを見つけた時もそう思ったのです。外来種の問題
は、考え始めると難しくてどうにもなりません。
(08.5.16記)

(2015.2.15追記)
その後、鬼岳樹木園の園地や京嶽公園(岐宿町)などで群生を見ています。
あちこちで増えているように思われます。                          


※一覧に戻る