かぼそく伸びるツル
スズメノエンドウ 雀野豌豆(マメ科)
Vicia hirsuta   



                                  (2010.3.24:玉之浦町・幾久山)


★分布:本州〜沖縄   ★花の時期:4〜6月  ★花の長さ:3〜4ミリ

道ばたや田畑の脇、空き地などで見られるマメ科の植物です。つる状の茎が
ひょろひょろと伸び、両側に葉が並んでいます。細くて弱々しく、風が吹くと
大きく流され、撮影どころではありません(この日もそうでした)。



近い仲間にカラスノエンドウがありますが、それに比べて全体的に小さいので
”カラス”よりもずっと小さい”スズメ”に見立てたといいます。
うす紫の花は3〜7つずつかたまって付きますが、これまた小さいこと。



実はこの時、カメラ設定を誤って低い解像度で撮影しました。花の形がいまいち
わかりにくいと思います。またの機会に撮り直しましょう。
(2011.4.4記)                          


※参考文献 「山渓 ポケット図鑑1 春の花」 山と渓谷社
         「春の野草」 山と渓谷社
         

※一覧に戻る