小さすぎてわからなかった花
タチイヌノフグリ 立犬の陰嚢(ゴマノハグサ科)
Veronica arvensis



                               (08.5.7:鐙瀬海岸)                      


★分布:ヨーロッパ原産の帰化植物  ★花の時期:4〜6月  ★花の直径:4ミリ 

明治時代に日本に入り、東京から全国に広がったといいます。福江でも
見られるのですね。



鐙瀬(あぶんぜ)そばの野原で見つけた時は、花があまりに小さくて驚き
ました。なにしろ、3〜4ミリぐらいしかないのです。植物そのものは高さ
10センチから30センチぐらいにはなるのですが…。



アップで撮影してみると美しいのですが、肉眼ではどうも地味に見えてしま
います。



同じ仲間のオオイヌノフグリはやたらと目につきますが、こちらを見たこと
のある人は案外と少ないのではないでしょうか。それは花が小さいことと
大きく関係していると思います。咲いていても気付くのが難しいんですね。
まさに私がそうでした。
(08.5.17記)                          


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