愛らしいミニ樹木
ヤブコウジ　藪柑子 （サクラソウ科）
Ardisia japonica

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2010.12.8：三井楽町貝津）

★分布：北海道（奥尻島）、本州〜九州　　　　　★果実の時期：１１〜１月

秋から冬にかけ、赤いサクランボのような可愛らしい実をつけます。
高さ１０〜２５センチほどにしかならない小さな木で、林の中や土手などで見られます。
写真では実が一つだけですが、２つ、３つも普通です。実の直径は５〜７ミリほど。



常緑の葉は光沢があり、意外と厚みがあります。葉の周囲は細かいギザギザがあります。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2010.12.11：富江町坪）

群生することも珍しくないというのですが、今のところ福江ではそういった場所を
見つけていません。島内では特にたくさんあるわけではないようにみえ、ところどころに
ポツリポツリと生えているようです。
(2012.2.26記）　

(2016.2.19追記）
最近、ヤブコウジ科からサクラソウ科に変更されました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

参考資料　　「山渓 フィールドブックス　樹木　秋冬編」　山と渓谷社
　　　　　　　　「山渓 ポケット図鑑　秋の花」　山と渓谷社
　　　　　　　 「長�ｱ県植物誌（中西弘樹/2015）」 長�ｱ新聞社

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