(2011.8.6：旧福江市平蔵)
群れる小型のマツモムシ
コマツモムシ （マツモムシ科）
Anisops ogasawarensis
(2011.8.6：旧福江市平蔵)
★分布：北海道〜南西諸島 ★大きさ：７ミリ
背泳ぎが特徴のマツモムシ（別項で紹介）のミニチュア版といった感じですが、
マツモムシに比べるとかなり小さくて体型もほっそりしています。
ため池や水田などに普通に見られ、数匹〜10数匹で群れていることが少なくありません。
いまいちな写りですが、下の写真のようなイメージです。
(2009.7.15：三井楽町)
いろいろな図鑑にも書いてあることですが、マツモムシが水面近くにいるのに対して
こちらコマツモムシはもう少し深いところに浮いているのが普通です。
網ですくってみると、上のような感じでした。腹側です。こうしてみると確かにほっそりした
印象です。これに比べると本家マツモムシはだいぶずんぐりしている感じがありますね。
背中側も撮りたいと思ったのですが、ちょこまかと動き回られて×でした。
（2011.9.5記）
参考文献 「福岡県の水生昆虫図鑑」 井上大輔・中島淳