根回りが大きい
頓泊のタブノキ
（クスノキ科）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2016.4.10：玉之浦町・頓泊）

★所在地：五島市玉之浦町頓泊
★根周り：５．８７ｍ（2003年頃の計測）　　　
★樹高：不明

玉之浦町・頓泊（とんとまり）地区にある株立ち状のタブノキ。
針本源昭氏による｢福江島巨木地図」では、根回りが島内最大のものとし
て記録されています。2003年頃の計測では５．８７メートルとなっています。



この木は、頓泊海岸のそばにある大山祇（おおやまずみ）神社の本殿の
裏側に立っています。 建物からそう離れてはいませんが、特に道はあり
ません。かなり急な斜面で滑りやすく、少し危険がありますので、山に不
慣れな人にはお勧めしません。踏んだ石が動いて足を取られたり、すべ
って手をつく程度の可能性はある場所だということです。



複数の幹が立ち上がる株立ち状なので、単幹（1本だけの幹）のものと比
べるとやや迫力に欠ける外観かもしれませんが、背後に回ると、なかなか
面白い姿だと思いました（下）。



複数の幹が合わさってできた壁のようにも見えます。



撮影のため、おそらく数年ぶりに斜面を登って見に行きました。



現在のところ、特に傷んだようすもないように思います。
(2016.5.15）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

※参考文献・資料　「福江島巨木地図」 針本源昭
　　　　　　　　　　　「みさき道人 ”長�ｱ・佐賀・天草etc風来紀行”」（ブログ）
　　　　　　　　　　　　　　　　 「環境省　全国巨樹・巨木林データベース」（ホームページ）　
　
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