メスは産卵管が長い
オナガササキリ （キリギリス科）
Conocephalus exemptus

(2021.8.26：岐宿町）

◆分布：本州〜沖縄　　◆大きさ：１５〜２１ミリ　　　
◆成虫の出現期：９〜１１月

本州から沖縄にかけて見られる、細身で小ぶりなキリギリスの
仲間。成虫は秋に現れます。

写真の個体はメスで、産卵管が著しく長いのが特徴です。


(2021.8.26：岐宿町）

草地でバッタ類を撮影している時に見つけ、福江島にも
生息していることを初めて認識しました。
オスはまだ見たことがありませんが、生息地では普通種の
ようなので、福江島でもおそらく珍しくないバッタなのでしょう。
(2022.1.23）

参考資料
「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」　
　　　　　村井貴史・伊藤ふくお　北海道大学出版会　2011
「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方（増補改訂 第２版）
　　　　　福田晴夫ほか　南方新社　2020

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