細身で大型 樹上を好む
サトクダマキモドキ （ツユムシ科）
Holochlora japonica

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2011.9.28：岐宿町・寺脇）

★分布：本州、四国、九州 　　　　★大きさ：40〜60ミリ　　　　★出現期：６〜１１月

林のそばの空き地を歩いていたら、突然目の前に飛び出してきました。近づいて
一枚だけ撮影しましたが、その後は警戒されてしまって飛んで逃げてしまいました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2011.9.21：岐宿町・戸岐ノ首）

バッタの中で「ツユムシ科」と呼ばれるグループで、細長くてスマートな印象の体、
小さい頭が特徴です。ツユムシの仲間の中でも体が大きい種類で、樹上を好みますが
草原でも時々見かけます。福江でもわりと普通に目にするバッタです。



先ほども逃げられたと書きましたが、人の接近をわりと気にする印象があります。
そっと慎重に近づかないと、すぐに跳ねたり飛んだりして遠ざかってしまうことが
しばしばです。そういうこともあって、正面からの顔などは撮影に失敗しています。
(2011.10.27記）

※参考文献　「講談社の動く図鑑　MOVE　昆虫」　講談社
　　　　　　　 　「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」　北海道大学出版会
　　　　　 　 「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方」　南方新社

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