左右にトゲ状の突起あり
トゲヒシバッタ （ヒシバッタ科）
Criotettix japonicus

(2018.5.15：五島市 籠淵町）

◆分布：北海道南部〜九州　　　　　
◆大きさ：体長♂１7〜１９ミリ/♀１６〜２１ミリ
◆成虫の出現期：秋〜春

日本の広い範囲で見られる、大型のヒシバッタ。といっても
２センチほどですが…。
湿った環境を好み、水辺の周辺でよく出会います。

背面は平らで、矢印で示した部分に短く突き出した
突起があります。トゲヒシバッタの名はここから
来ているのでしょう。


(2018.5.15：五島市 籠淵町）

福江島では、川べりの草地やため池の岸などで時々目にします。


(2018.10.14：岐宿町）

触角が短いのも特徴です。
(2020.11.29）

参考資料
「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」　
　　　　　村井貴史・伊藤ふくお　北海道大学出版会　2011
「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方（増補改訂 第２版）
　　　　　福田晴夫ほか　南方新社　2020

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