(2006.10.17：鬼岳）
昔は道にもたくさん出ていた
トノサマバッタ（バッタ科）
Locusta migratoria Linnaeus
(2006.10.17：鬼岳）
★分布：北海道〜沖縄 ★大きさ：オス40ミリ・メス60ミリ ★出現期：7月ごろ〜秋
草地で普通に見られる大型のバッタ。芝生に覆われた鬼岳などでも数多
く見られます。危険を感じると飛んで逃げます。
(2006.10.17：鬼岳）
小学生の頃ですから、もう30年近く前ですが、よく鐙瀬（あぶんぜ）海岸に
連れて行ってもらいました。その行き帰り、鐙瀬の駐車場前の道路はいつ
も、トノサマバッタがたくさんいたのを覚えています。車で走ると、アスファ
ルトの上にいるバッタたちが驚いて次々と飛び立っていくのです。
大学生の頃だったか、弟と話しました。「前はもっとたくさんおらんじゃった
か…？」。
いわゆる標準語でいうなら「前はもっとたくさんいなかったか？」
気のせいなのかもしれませんが、同じ道を通っても、子どもの頃のように
たくさんのバッタが道にいるという状況にはなかなか出会えないのです。
鐙瀬の草地に入ればにトノサマバッタはいるのですが、昔はもっともっと
多かったのでしょうか。
(2007.8.17記）