ヤブの樹上にすむ
ヤマトヒバリ （ヒバリモドキ科）
Homoeoxipha obliterata

(2017.8.13：火ノ岳）

◆分布：本州〜九州、屋久島、奄美大島、沖縄島　　◆大きさ：６ミリ　　　
◆成虫の出現期：６〜１１月

小型のコオロギの仲間であるヒバリモドキ科。その一種である
ヤマトヒバリは本州から九州、そして南西諸島の一部で見られます。
薄暗いヤブの樹上に生息し、昼間にリューリューリューと鳴きます。
写真の個体はメスで、林道脇の草の葉の上にいました。


(2017.8.13：火ノ岳）

全長は６ミリほどしかありません。


(2017.8.13：火ノ岳）

普通種ですが、エンマコオロギなど草地にいる種類に比べて
見かける機会は多くないでしょう。
(2020.10.15）

参考資料
「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」　
　　　　　村井貴史・伊藤ふくお　北海道大学出版会　2011
「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方（増補改訂 第２版）
　　　　　福田晴夫ほか　南方新社　2020

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