黒く小さなテントウムシ
コクロヒメテントウ　（テントウムシ科）
Scymnus posticalis

(2020.6.13：旧福江市)

◆分布：北海道〜九州　　◆大きさ：全長２〜３ミリ　◆成虫の出現期：５〜１０月

北海道から九州にかけて見られる小さなテントウムシ。
わずか２〜３ミリという大きさですから、ナナホシテントウの１／３ぐらいの
印象です。


(2020.6.13：旧福江市)

撮影した個体はハルジオンの茎にいました。最初はハムシの仲間かと
思いましたが、どうもテントウムシ類のようでした。


(2020.6.13：旧福江市)

全体は黒っぽくて斑紋もありませんが、上翅の後端部分は橙色をしています。


(2020.6.13：旧福江市)

あまりポピュラーな種類とはいえないせいか、手持ちの図鑑には、
この種についての情報は少ないです。
私にとっては初めて見るテントウムシでしたが、小さくて気づき
にくいだけで、探してみると意外に見つかるかもしれません。
(2021.6.15）

参考資料　
「くらべてわかる甲虫1062種」 町田龍一郎/阿部浩志ほか　山と渓谷社 2019

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