太い白帯の大型種
アシブトハエトリ　（ハエトリグモ科）
Pancorius crassipes

(2023.7.22：岐宿町）

◆分布：本州〜九州　　　◆大きさ ：♀１０〜１４ミリ/♂９〜１２ミリ
◆親が見られる時期：５〜８月

本州から九州にかけて分布する、大型のハエトリグモ。
この個体はオスで、頭部から腹部にかけて走る白っぽい帯が印象的です。
そのまわりは黒褐色で、メスの場合は白帯のまわりは赤褐色です。


(2023.7.22：岐宿町）

草木の上や人家まわりなどで見られます。


(2023.7.6：玉之浦町）

メスは繁殖期になると葉を２、３枚集めて住居をつくり、その中に卵のうを
産み付けるそうです。
(2023.10.1）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

参考資料　
「ハエトリグモ ハンドブック」 須黒達巳　文一総合出版　2017
「ネイチャーガイド 日本のクモ 増補改訂版」 新海栄一　文一総合出版　2017

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