網は夜に張る
ウロコアシナガグモ　（アシナガグモ科）
Tetragnatha squamata

(2018.5.29：五島市 吉田町）

◆分布：日本全土　　　◆大きさ ：オス２〜４ミリ/メス５〜８ミリ　　
◆親が見られる時期：春〜夏

日本全土で見られるアシナガグモ科のクモ。黄緑色が鮮やかです。
上の個体はメスですが、脚がやや透明感があるためか、葉の
上の写真では脚がわかりにくいことでしょう。


(2018.5.29：五島市 吉田町）

山地の渓流のようなところから都会まで見られるといいます。


(2019.6.12：五島市 大円寺町）

福江島でも林のへりなどで時々目にします。
上下の写真の個体（メス）は、川沿いの公園の石碑の上にいました。


(2019.6.12：五島市 大円寺町）

いつも葉の上などでばかり見て、網を張っているのは見たことが
ないなあと思っていたら、網は夜に張るのだそうです。
葉の裏側に、小さな円網を水平に張って獲物を狙います。
(2020.8.21）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

参考資料　
「クモ ハンドブック」 馬場友希/谷川明男　文一総合出版　2015
「フィールド図鑑　クモ」　新海栄一/高野伸二　東海大学出版会　1984

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