イソギンチャクに住んでます
アカホシカクレエビ（テナガエビ科）
Periclimenes sp

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　(2003.10.13：中通島　青木・水深８ｍ）

★分布：相模湾〜南西諸島　　★体長：３センチ

カクレエビと呼ばれる仲間には、たくさんの種類がありますが、
このアカホシカクレエビは日本でもっとも普通に見られるものの
一つでしょう。国内では相模湾以南で見られ、３センチほどになります。
大型のイソギンチャクと共生していて、五島の海でもごく普通に
見つけることができます。これを撮影した青木というポイントでは
イソギンチャクの数が多く、このアカホシカクレエビやオドリカクレエビが
非常にたくさん見られました。



オドリカクレエビなどと同じように、魚の体を掃除することでも知られてい
ます。決して珍しいエビではありませんが、初めて実物を見れば、その美
しさに驚くことでしょう。しかし残念ながら、基本的にはダイビングしないと
見るのは難しいですね。
(07.2.12記）

※参考文献　「エビ・カニガイドブック」　TBSブリタニカ
　　　　　 　　　「海の甲殻類」　文一統合出版

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