紅白模様の夜行性
サンゴサラサエビ（サラサエビ科）
Cinetorhynchus hendersoni

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2007.1.25：中通島　道土井湾・水深５ｍ）

★分布：真鶴半島以南、太平洋、インド洋など　　　★体長：４センチほど

冬の午後、潜水中に日が落ちてしまいました。
すると、昼間は全く見かけなかったエビが岩のすき間にたくさん姿を現した
のです。私は初めて見る種類でしたが、暗い水中で撮影するためにライト
を当てると奥に逃げてしまいます。そんな中でようやく撮影したのがこの写
真です。図鑑で名前を調べた結果、どうやらサンゴサラサエビのようです。
国内では真鶴半島以南で見られ、大きさは４、５センチほどになるといい
ます。オスはハサミのついた足が非常に長くなります。私も何度か見かけ
ましたが、逃げられてしまいました。夜行性なので、夕方〜夜に潜らない
と見るのは難しいです。
(07.2.11記）

紅白の斑模様が鮮やか

※参考文献　　「海の甲殻類」　文一統合出版

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