(2009.5.1：中通島・三ツ瀬：水深10m）
折り重なるように群生
ハナイソギンチャクモドキ （イソギンチャクモドキ科）
Discosoma Bryoides
(2009.5.1：中通島・三ツ瀬：水深10m）
★分布：本州中部以南 ★一つの大きさ：10センチ
浅い海の岩壁に折り重なるように群生します。一つのヒメイソギンチャクモドキは
直径１０センチほどの丸く平たい形をしていますが、それぞれがすき間なく
びっしりとかたまっています。
現在のところ、観察場所の特徴からすると潮通しがよい場所を好むのでは
ないかと思います。表面には、小さくて短い触手がたくさん並びますが
その形は花のような形をしています。（下の写真はややピンぼけですが）
群生する数は数十ぐらいのものが普通かなと思っていますが、
少し前の写真を探っていたら、下のようなものが見つかりました。
(2007.7.28：中通島・三ツ瀬：水深10m）
ストロボはたいていないので色は出ていませんが、少なく見積もっても
３００個体は越えていそうですね。なかなかの壮観ではありませんか？
(2009.6.1記）
参考文献「イソギンチャクガイドブック」（TBSブリタニカ） 「海の生きもの」（東海大学出版会）
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