小さな青の宝石 　
ヘンゲボヤの一種�@（ヘンゲボヤ科）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2009.5.1：若松島・ハリノメンド：水深10ｍ）

★分布：南日本？（詳細不明）
★大きさ：7〜8ミリ

五島海域の何カ所かで見ている小さなホヤ。半透明の体に青と白の彩りが
なんともいえない美しさです。



図鑑を見ると、ヘンゲボヤ科のワモンクラベラの仲間であることは間違いないと
思いますが、この色彩のタイプは手元の図鑑には載っていないので、
「ヘンゲボヤの仲間」としておきましょう。
群体をつくるホヤで、一つホヤの大きさは１センチもありません。



これまで観察した場所はいずれも外海に面した場所です。
ホヤには、マボヤなど穏やかな海を好むものもあれば、この仲間のように
流れのある外海を好むものもあるようです。
(2009.5.27記）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

参考文献：「海辺の生きもの」（山と渓谷社）、「海辺の生物」（山と渓谷社）
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