オスは輝く緑の頭
マガモ 真鴨 (カモ科)
Anas platyrhynchos
(2008.2.21:旧福江市)
◆分布:中部地方より北~冬は全国に飛来 ◆大きさ:全長59センチ
◆福江で見られる時期:冬
北半球の冷帯から温帯にかけて見られるカモ。
日本列島ではおもに冬鳥で、シベリアなど北方から全国に渡ってきて
越冬します。夏には中部以北で少数が繁殖しています。
福江島でも冬、ため池や河川などに毎年姿を見せるおなじみのカモ
です。数十羽もの群れでいることもあります。
(2008.2.21:旧福江市)
オスは金属光沢のある緑色の頭と黄色いクチバシがよく目立ちます。
一方、メスは褐色の地味な姿をしています。
(2008.2.21:旧福江市)
静かにしていると、「グエッグエッ、グエッグエッ」という声が聞こえてきます
。マガモの声です。時折、強い風の音にさえぎられながら、群れはずっと
声をあげていました。
記事も写真も古くなったので、いずれ書き改めようと思います。
(2008.3.5)(2022.8.18改訂)
参考資料
「山渓ハンディ図鑑 日本の野鳥」 叶内拓哉ほか 山と渓谷社 1998
「フィールドベスト図鑑 日本の野鳥」 小宮輝之 学研 2000
「長﨑県の野鳥」 長﨑県野鳥の会 2014
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