福江島の鳥たち (現在215種）
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福江島では、これまでおよそ350種の鳥類が記録されています（2025年現在）。
しかし留鳥は30種ほどしかいません。島内で観察される種の9割以上が渡り鳥です。
★半年以内に追加したもの
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| シラコバト5.21 |
シベリアムクドリ3.2 |
リュウキュウサンショウクイ1.2 |
(※以下は掲載種すべて）
カモ科
カルガモが留鳥（および冬鳥）として生息するほか、冬鳥・旅鳥として飛来する種類があります。
2024年末までに合計35種ほどが記録されています。
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| カルガモ |
マガモ |
コガモ |
ヨシガモ |
ハシビロガモ |
オシドリ |
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| オナガガモ |
オカヨシガモ |
スズガモ |
ホオジロガモ |
トモエガモ |
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| キンクロハジロ |
シマアジ |
ツクシガモ |
アカツクシガモ |
シノリガモ |
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| カワアイサ |
ウミアイサ |
ミコアイサ |
コウライアイサ |
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| オオハクチョウ |
コハクチョウ |
キジ科
留鳥としてキジ、コジュケイ（移入種）が生息します。ほかにウズラの記録があります。
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| キジ |
コジュケイ |
アマツバメ科
春と秋の渡りシーズンには、アマツバメやハリオアマツバメ、ヒメアマツバメなどが見られます。
最近は、日本国内では記録が少ないクロビタイハリオアマツバメも観察・撮影されています。
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| アマツバメ |
ハリオアマツバメ |
カッコウ科
夏鳥としてホトトギスが飛来します。旅鳥としてカッコウ、ツツドリなどが通過します。
ハト科
キジバト、カラスバト、カワラバト（移入種）が留鳥として生息し、冬期にはアオバトが見られます。
渡りの時期にはベニバトが観察されることもあります。
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| キジバト |
カラスバト |
ドバト |
アオバト |
シラコバト5.21 |
クイナ科
夏鳥としてヒクイナ、冬鳥としてバン、オオバンが飛来します。
渡りの時期にはシロハラクイナが観察されることもありまうｓ。
ツル科
渡りの時期にナベヅル、マナヅルが飛来（旅鳥あるいはまれに冬鳥）します。クロヅル、カナダヅル、
ソデグロヅルの記録もあります。
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| ナベヅル |
カイツブリ科
カイツブリが冬鳥として毎年飛来・滞在します。そのほかカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリなどが時々観察されます。
ミヤコドリ科
ミヤコドリがまれに飛来します。
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| ミヤコドリ |
セイタカシギ科
春と秋、水田などにセイタカシギが飛来します。ソリハシセイタカシギもまれに観察されます。
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| セイタカシギ |
ソリハシセイタカシギ |
チドリ科
コチドリが時々繁殖しています。ほか、渡りの季節に干潟や水田などに飛来する種類がいます。
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| コチドリ |
シロチドリ |
メダイチドリ |
オオメダイチドリ |
ハジロコチドリ |
ムナグロ |
ダイゼン |
レンカク科
水田などにレンカクが時折飛来します。
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| レンカク |
シギ科
水田や海岸などにさまざまな種が飛来します。
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| イソシギ |
クサシギ |
トウネン |
オジロトウネン |
ハマシギ |
ミユビシギ |
オバシギ |
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| チュウシャクシギ |
コシャクシギ |
ホウロクシギ |
ホウロクシギ |
ウズラシギ |
アメリカウズラシギ |
エリマキシギ |
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| オオソリハシシギ |
キョウジョシギ |
アカアシシギ |
アオアシシギ |
コアオアシシギ |
キアシシギ |
シベリアオオハシシギ |
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| タカブシギ |
タシギ |
ツバメチドリ科
旅鳥として農耕地などに飛来します。
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| ツバメチドリ |
カモメ科
年を通じて見られるウミネコのほか、冬鳥としてセグロカモメなど、旅鳥としてクロハラアジサシなどが飛来します。
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| ウミネコ |
セグロカモメ |
オオセグロカモメ |
ズグロカモメ |
ユリカモメ |
クロハラアジサシ |
ハジロクロハラアジサシ |
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| オニアジサシ |
ハシブトアジサシ |
アビ科
主に海岸で冬に見られることが多い、比較的大型の水鳥です。
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| オオハム |
アビ |
ミズナギドリ科
周辺海域でオオミズナギドリが見られます。
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| オオミズナギドリ |
コウノトリ科
2014年に大陸から飛来したとみられる個体は4年以上も滞在しました。
また、足輪付き個体も複数回飛来しています。
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| コウノトリ |
カツオドリ科
今のところ繁殖は確認されていませんが、年を通じて周辺海域で見られます。
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| カツオドリ |
ウ科
冬期を中心にウミウとカワウが多く飛来し、少数ながらヒメウも観察されます。
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| カワウ |
ウミウ |
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トキ科
世界的な希少種クロツラヘラサギがほぼ毎年飛来するほか、2020年には
ブロンズトキが初めて記録されました。
サギ科
年を通じて見られるのはアオサギ、コサギ、クロサギ、ゴイサギ。
そのほかダイサギが水辺に、チュウサギやアマサギが農耕地によく来ているほか、渡りの時期には
アカガシラサギやカラシラサギ、ムラサキサギも観察されます。
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| アオサギ |
コサギ |
クロサギ |
ゴイサギ |
ダイサギ |
チュウサギ |
アマサギ |
ミサゴ科
ミサゴが留鳥として生息しています。
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| ミサゴ |
タカ科
留鳥はトビ。
秋になると、日本中から福江島にやってくるのはハチクマ。福江島南西端の大瀬崎では、壮大な
渡りの光景を観察できます。その他、冬鳥としてノスリやハイタカ、オオタカ、旅鳥としてアカハラダカや
ツミなどが見られます。サシバは少数が島内で繁殖することもあるようです。
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| トビ |
ノスリ |
アカハラダカ |
チゴハヤブサ |
ツミ |
オオタカ |
チュウヒ |
フクロウ科
福江島には、年を通して見られるフクロウ類はいないと思われます。
夏鳥としてはアオバズクが飛来します。冬鳥としてはコミミズク、オオコノハズク、コノハズク、
トラフズクが観察されているほか、複数の人がフクロウの声を聞いています。
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| アオバズク |
トラフズク |
ヤツガシラ科
ヤツガシラが春を中心に飛来します。
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| ヤツガシラ |
カワセミ科
留鳥としてはカワセミが生息。渡りの時期にはアカショウビンが、まれにヤマショウビンも観察されます。
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| カワセミ |
ブッポウソウ科
初夏と秋にブッポウソウが通過します。
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| ブッポウソウ |
キツツキ科
冬鳥としてアリスイが渡ってきます。また、来島者がオオアカゲラを撮影したことが
あるようですが、それも含め、年を通じて見られるキツツキ類はいません。
2020年10月にはアカゲラが初めて記録されました。
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| アリスイ |
アカゲラ |
ハヤブサ科
留鳥のハヤブサのほか、冬鳥としてチョウゲンボウが飛来します。
チゴハヤブサ、アカアシチョウゲンボウは春・秋に通過します。
ヤイロチョウ科
夏鳥としてヤイロチョウが飛来します。
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| ヤイロチョウ |
サンショウクイ科
春と秋には渡りのサンショウクイが毎年観察されます。北上が指摘されているリュウキュウサンショウクイは
2016年②月に初めて記録され、2020年代には夏期に観察されたり巣立ちビナが撮影されたりしています。
今後は留鳥となっていくかもしれません。アサクラサンショウクイの記録もあります。
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| サンショウクイ |
リュウキュウサンショウクイ |
オウチュウ科
旅鳥としてオウチュウ、ハイイロオウチュウ、カンムリオウチュウが記録されています。
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| オウチュウ |
カササギヒタキ科
サンコウチョウが夏鳥として渡ってきます。
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| サンコウチョウ |
モズ科
留鳥のモズのほか、チゴモズ、シマアカモズ、アカモズ、タカサゴモズ、オオカラモズ、オオモズが
渡りの時期に記録されています。
カラス科
留鳥はハシブトガラス、ハシボソガラス。
冬期はミヤマガラスが大群で訪れ、その中に混じってコクマルガラスも見られます。
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| ハシブトガラス |
ハシボソガラス |
ミヤマガラス |
コクマルガラス |
レンジャク科
ヒレンジャクとキレンジャクが冬鳥として飛来しますが、観察のチャンスは少ないです。
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| ヒレンジャク |
キレンジャク |
シジュウカラ科
留鳥はヤマガラのみ。本土では普通に見られるシジュウカラも、福江島では渡り鳥で滅多に目にしません。
そのほか冬期にはツリスガラが飛来するほか、まれにヒガラも観察されます。
近年ではキバラガラも記録されています。
ヒバリ科
留鳥のヒバリのほか、ヒメコウテンシなどの記録があります。
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| ヒバリ |
ヒヨドリ科
ヒヨドリが留鳥として全域で見られます。2025年にはシロガシラが初めて記録されました。
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| ヒヨドリ |
ツバメ科
ツバメ科では、ツバメとコシアカツバメが夏鳥として飛来・繁殖します。春と秋の
渡りシーズンにはショウドウツバメやイワツバメ、ニシイワツバメなども観察されます。
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| ツバメ |
コシアカツバメ |
ウグイス科
留鳥のウグイスが生息。夏鳥として飛来するヤブサメは、時に越冬していることがあります。
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| ウグイス |
ヤブサメ |
ムシクイ科
渡りの時期にセンダイムシクイ、キマユムシクイなどが通過します。
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| センダイムシクイ |
センニュウ科
ウチヤマセンニュウ、エゾセンニュウの記録があります。
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| ウチヤマセンニュウ |
セッカ科
セッカが留鳥として生息しています。
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| セッカ |
メジロ科
留鳥（冬季は五島以北からの越冬個体も渡ってきます）と生息するメジロは、
五島市の「市の鳥」になっています。
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| メジロ |
キクイタダキ科
キクイタダキが冬鳥として渡ってきます。
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| キクイタダキ |
ムクドリ科
本土では普通に見られるムクドリも、福江島では渡り鳥です。この他、コムクドリやギンムクドリ、ホシムクドリなどが観察されます。
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| ムクドリ |
コムクドリ |
ギンムクドリ |
カラムクドリ |
ホシムクドリ |
シベリアムクドリ |
インドハッカ |
ツグミ科
冬鳥として飛来するツグミやシロハラ、アカハラなど。
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| ツグミ |
シロハラ |
アカハラ |
マミチャジナイ |
クロツグミ |
クロウタドリ |
ヒタキ科
イソヒヨドリが留鳥として生息します。冬鳥として飛来するジョウビタキは市街に近い公園などでも見られます。
春と秋の渡りの時期にはキビタキやオオルリ、エゾビタキやコサメビタキなど。
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| イソヒヨドリ |
ジョウビタキ |
ノビタキ |
ルリビタキ |
コサメビタキ |
エゾビタキ |
ニシオジロビタキ |
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| キビタキ |
オオルリ |
マミジロキビタキ |
コマドリ |
アカヒゲ |
スズメ科
スズメが留鳥として生息しています。
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| スズメ |
セキレイ科
内地では普通に見かけるハクセキレイも、福江では渡り鳥です。キセキレイはほぼ年中見られますが、7月だけ
記録がないようです。セグロセキレイは滅多に観察できません。
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| ハクセキレイ |
キセキレイ |
タヒバリ |
ビンズイ |
セグロセキレイ |
ツメナガセキレイ |
キガシラセキレイ |
アトリ科
留鳥はカワラヒワのみ。秋から春にかけ、農耕地に大群で見られるアトリをはじめ、マヒワなどが飛来します。
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| カワラヒワ |
アトリ |
マヒワ |
シメ |
ウソ |
イスカ |
コイカル |
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| イカル |
ホオジロ科
留鳥はホオジロのみ。
ミヤマホオジロやアオジなどが冬鳥として飛来するほか、渡りの時期に見られる種類もあります。
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| ホオジロ |
ミヤマホオジロ |
アオジ |
クロジ |
カシラダカ |
コホオアカ |
オオジュリン |
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| シベリアジュリン |
キマユホオジロ |
シロハラホオジロ |
シマノジコ |
